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講義名 心理データ解析特論
(副題)
講義開講時期 通年 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 1学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Advanced Studies in Psychology Data Analysis
学部・学科 大学院国際文化研究科国際文化専攻(修士課程)

担当教員
氏名
◎ 安永 明智

授業概要 / Class Description 統計学的仮説検定の考え方及び様々なデータ解析(統計分析)手法の基本的考え方、実施手順、検定結果の解釈について学修する。また統計ソフトSPSSの操作方法を学び、実際に模擬データを用いて、データ解析を行っていく。
到達目標 / Goal ・統計的仮説検定の考え方を理解し、説明できる。
・様々なデータ解析(統計分析)手法の基本的考え方、実施手順、検定結果の解釈を理解し、説明できる。
・SPSSを用いて、データ解析ができる。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回心理学統計の考え方:記述統計と推測統計
第2回統計的仮説検定の考え方:帰無仮説と対立仮説/有意水準と検出力/片側検定と両側検定
第3回SPSSの基本操作:データの読み込み/データの入力と加工
第4回独立性の検定:カイ二乗検定の基本的考え方、手順、結果の解釈/クラメールの連関(V)係数/残差分析
第5回平均の差の検定①:対応のないサンプルのt検定の基本的考え方、手順、結果の解釈/対応のあるサンプルのt検定の基本的考え方、手順、結果の解釈/等分散の検定
第6回平均の差の検定②:一元配置の分散分析の基本的考え方、手順、結果の解釈/多重比較
第7回平均の差の検定③:二元配置の分散分析の基本的考え方、手順、結果の解釈/交互作用
第8回相関:相関分析の基本的考え方、手順、結果の解釈/散布図の作成/偏相関分析
第9回多変量解析①:単回帰分析の基本的考え方、手順、結果の解釈/因果関係と相関関係
第10回多変量解析②:重回帰分析の基本的考え方、手順、結果の解釈/様々な独立変数の投入方法
第11回多変量解析③:重回帰分析・多重共線性の問題/標準化偏回帰係数と非標準化変化回帰係数
第12回多変量解析④:主成分分析の基本的考え方、手順、結果の解釈/主成分分析と因子分析の違い
第13回多変量解析⑤:因子分析の基本的考え方、手順、結果の解釈/直行回転と斜交回転/探索的因子分析と検証(確認)的因子分析
第14回多変量解析⑥:クラスター分析の基本的考え方、手順、結果の解釈/階層的手法と非階層的手法
評価方法 / Evaluation 評価方法:A(S)~C・E評価
課題・レポート100%
教科書等 / Textbook 「SPSSによる統計処理の手順(第8版)」石村貞夫・石村光資郎、東京書籍
準備学習 / Preliminary study ・予習及び復習を必ず行うこと。
・指示された課題を行い授業に参加すること。
担当教員問合せ先 / Office to contact 応用健康心理学研究室(F46)
備考 本授業の理解を深めるために役立つ参考図書を挙げておく。
・「完全独習 統計学入門」小島寛之、ダイヤモンド社
・「心理統計学の基礎」南風原朝和、有斐閣アルマ