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講義名 化粧心理学論
(副題)
講義開講時期 通年 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 1学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Study of Makeup Psychology
学部・学科 大学院国際文化研究科国際文化専攻(修士課程)

担当教員
氏名
◎ 佐藤 浩信

授業概要 / Class Description  化粧は古代からおこなわれているが、その内容は時代や地域により様々である。この講義では、顔の構造および基本的な関連心理学理論を理解したうえで、心理学的観点から化粧の行為と人々の行動の理解を深め、実生活の中で行われる人々のコミュニケーションに対する化粧の役割について学ぶ。
到達目標 / Goal ①顔と化粧について理解し、説明できる。
②外観に関する心理学のキーワードについて理解し、説明できる。
③感性の測定法について理解し、説明できる。
④化粧と心理の関わりについて理解し、説明できる。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回オリエンテーション:化粧心理学とは、現代の「化粧」の意味と役割
第2回化粧は何故するのか:化粧の文化史
第3回顔と化粧①:顔の魅力と心理、顔の構造と解剖学的理解、年齢による変化
第4回顔と化粧②:化粧錯視量と心理効果、知覚と認知
第5回顔と化粧③:表情の心理学、表情と基本情動
第6回化粧と感情①:外観認知と感情
第7回化粧と感情②:自己の理解、他者の理解、対人認知と相互作用
第8回感性を測る①:感じ方の評価法、心理学的測定法
第9回感性を測る②:生理学的測定法、画像測定法
第10回化粧と意識・行動:自己意識と化粧、化粧と行動変容
第11回社会との接点①:日常生活における化粧の役割、職業と化粧、ストレス、醜形恐怖症、メンタルヘルス不全と化粧
第12回社会との接点②:福祉領域における化粧を用いた心理支援、メイクボランティア活動例とその実際
第13回社会との接点③:化粧療法、医療場面での化粧の活用
第14回「顔~化粧~心理」のつながりを再考する
評価方法 / Evaluation 評価の方法:A(S)~C・E評価
評価の基準:課題レポート80%、授業態度20%
教科書等 / Textbook 指定なし。適宜プリントを配布する
準備学習 / Preliminary study 受講した内容を理解した上で次回の講義に臨めるよう、十分な復習をすること。
担当教員問合せ先 / Office to contact 応用健康心理学研究室(F46)
備考 講義資料と合わせて、基本的な心理学理論については参考書を紹介していく。