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講義名 生活環境の情報分析と論述技法
(副題)
講義開講時期 前期 講義区分
基準単位数 1
校地 1学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Analysis and Argument Methods for Living Environment
学部・学科 大学院生活環境学研究科生活環境学専攻(修士課程)


授業概要 / Class Description 他者と議論を重ね、論理的に思考・分析し、それを言葉で表現するためには、その要点を踏まえながら具体的な事例を交えて訓練を重ね、相応の技術を磨く必要がある。当科目では、演習課題やそれを踏まえた学生間の議論を通して、情報の収集や分析の方法、事実に基づいて論述する技術を学ぶ。学術的な水準で思考を進め、著述等に表現するために必要な態度、それに対応した技術の習得を目的とする。課題や話題は、生活環境に関する身のまわりの事柄や時事問題、専攻分野に関連した論稿などを予定している。
到達目標 / Goal 物事を多面的に考察し、真摯な姿勢で実践的に議論する態度の重要性について理解する。また、情報を適切に扱う力、的確な言葉で思考を深める力を高め、学術的な論述の基礎を作る。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回ガイダンス
授業の概要や考え方、本年度に扱うテキスト等について述べる
第2回テキストの読解と批判 1
言葉の定義と論理の一貫性を確認してみる
第3回テキストの読解と批判 2
異なる立場から見てみる
第4回テキストの読解と批判 3
歴史と文脈から考えてみる
第5回議論の進め方と作法 1
事実と真実を追求する姿勢を共有する
第6回議論の進め方と作法 2
相手への敬意と批判の意味について考える
第7回議論の進め方と作法 3
目的の違いで進め方を変える
第8回情報の収集と分析 1
情報源の性格を踏まえる
第9回情報の収集と分析 2
整理と分類をしてみる
第10回情報の収集と分析 3
情報からどれだけ多くのことを想像できるか?
第11回論述の技術と方法 1
事実を説明して比較してみる
第12回論述の技術と方法 2
話の本筋に合わせた文章の組み立て
第13回論述の技術と方法 3
事例と細部の表現で具体性を示す
第14回論述の技術と方法 4
伝えるための文章技術
第15回要点の確認と整理
これまでの要点や注意点について確認し、それらの関係などについて総説する
評価方法 / Evaluation 評価方法:A(S)~C・E評価
評価の基準:提出課題50%、ディスカッションの内容30%、授業への意欲・参加度20%
教科書等 / Textbook 授業の中で指示する。
準備学習 / Preliminary study 日頃より、論稿、記事、書籍、インターネットなど様々な情報源を活用し、物事を多面的且つ批判的に考察するよう努め、時事問題や他分野にも一定の関心を保つこと。
担当教員問合せ先 / Office to contact 住生活デザイン研究室 A183b