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講義名 日中関係論
(副題)
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 1学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Japan-China Relations
学部・学科 服装学部ファッションクリエイション学科

担当教員
氏名
◎ 米井 由美

授業概要 / Class Description 授業では、1949年の新中国成立以後を対象として、日中関係史をひも解きながら、中国に対する知識と理解を深めていく。現在、日中両国は経済面では結びつきが強いものの、政治面では関係が良好とは言い難い。今後の日中関係はどのように構築していくべきなのかも討論を通じて探っていきたい。
到達目標 / Goal 1-日中関係を正しく理解する。
2-相手の立場を尊重しながら、意見を発することができる。
3-日頃から中国関連の新聞記事やニュースに関心を持つようになる。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回オリエンテーション:授業の内容、到達目標、進め方について。
第2回「反日」運動はどうして起きたのか?:「日中友好」のゆくえ
第3回毛沢東の中国が誕生した:「社会主義の確立」の宣言
第4回「大躍進政策」がもたらしたもの:人民公社の位置づけ
第5回毛沢東、「文化大革命」で奪権を図った:『毛沢東語録』について、紅衛兵の存在
第6回国民党は台湾に逃亡した:「二・二八事件」について、本省人と外省人の関係
第7回ソ連との核戦争を覚悟した:「向ソ一辺倒」から「スターリン批判」の衝撃
第8回日本との国交が正常化された:米中関係改善の意義、「ニクソン・ショック」について
第9回鄧小平が国家を建て直した:「先富論」の展開、大きく躍進した中国経済
第10回「一人っ子政策」に踏み切った:「数は力なり」の背景、急速な少子高齢化社会に突入か?
第11回天安門事件が起きた:学生の民主化運動の開始、鄧小平の引退
第12回香港を「回収」した:イギリスとの関係、「一国二制度」のメリット・デメリット
第13回江沢民から胡錦涛へ:江沢民による「三つの代表」について
第14回中国はどこへ行くのか:21世紀の中国の光と影、習近平と「中国の夢」
評価方法 / Evaluation A(S)~C・E評価
授業への意欲・参加度20%、授業内で複数回課す小レポート20%および小テスト60%。
評価方法に変更が生じた場合、適宜通知する。
教科書等 / Textbook 池上彰著『そうだったのか!中国』、2010年、集英社文庫。
準備学習 / Preliminary study (1)毎日ネットニュースや新聞にある中国関連の記事に目を通すこと。(30分程度)
(2)関連するキーワードについて調べ、ノートやルーズリーフにてまとめること。(30分程度)
担当教員問合せ先 / Office to contact 国際文化・観光B研究室(D49)
備考 ■抽選あり
■過年度履修:可
■他学部・他学科履修:不可