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講義名 日本文化論
(副題)
講義開講時期 前期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 1学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Japanese Culture 
学部・学科 造形学部デザイン・造形学科

担当教員
氏名
◎ 近藤 尚子

授業概要 / Class Description 『平家物語』は平安時代の末に新しく台頭してきた武士の活躍を描くために、新しい文体と新しい形態とを獲得して成立した。本講座では平家物語のいくつかの場面・何人かの登場人物に着目して、文学と芸能との関わりを見ていく。『平家物語』が成立した時代がどのような時代であったかをまず理解する。そしてそれが後代の能や歌舞伎ではどのように変容していくか、またそれはなぜかということを考えてほしい。
到達目標 / Goal 授業で取り上げる文学作品や芸能について、成立・特徴・内容を理解する。
その上でそれぞれの関連について考える。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回導入 授業の方針・受講の心構え・評価など
第2回平家物語の成立
第3回平家物語の時代背景
第4回那須与一1 本文を読む
第5回那須与一2 平曲を聴く
第6回敦盛の最期1 本文を読む
第7回敦盛の最期2 熊谷陣屋を観る1 戦語り~熊谷中入りまで
第8回敦盛の最期3 熊谷陣屋を観る2 首実検~幕切れまで
第9回知盛の最期1 本文を読む
第10回知盛の最期2 船弁慶を観る1 前シテ静御前
第11回知盛の最期3 船弁慶を観る2 後シテ平知盛
第12回知盛の最期4 歌舞伎義経千本桜を観る
第13回俊寛 本文を読み平家女護島を観る
第14回学習の振り返り
評価方法 / Evaluation 評価方法:A(S)~C・E評価
評価の基準:授業中の提出物50%、期末テスト50%
教科書等 / Textbook 秋山虔『日本古典読本』(筑摩書房)
準備学習 / Preliminary study 特別な準備は必要ないが、視聴覚教材を使用するので、できるだけ欠席しないことが望ましい
担当教員問合せ先 / Office to contact 和装文化研究所(F43a)