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講義名 現場から見たマスメディア
(副題)
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 1学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Mass Media in Practice
学部・学科 服装学部ファッション社会学科

担当教員
氏名
◎ 山田 亜樹

授業概要 / Class Description デジタル機器の発達に伴って、従来のメディア論では語りきれない、新たな思想や理論が必要とされる一方で、オールドメディアと称される新聞、出版、映画、ラジオ、テレビは政治経済、社会、文化など各領域に大きな影響力を持ち続けている。マスメディアの歴史と現状を知ることは、一方的な情報の「受け手」ではありえない現代において、受講者がどのような「送り手」となるかを考えるうえで有効であろう。放送局職員としての実務経験やアーカイブス資料などを交え、講義を進める。
到達目標 / Goal ・マスメディアの歴史や現状を学ぶことで、社会を多元的に理解できるようになる。
・現実社会に関与するときに有効な知識・知恵となるメディアリテラシーを高めることができるようになる。
・日々の暮らしで感じる小さな疑問を見逃さず、自ら解決に向けてアプローチする力を養うことができるようになる

実務経験 / Business Experience 日本放送協会(NHK)/アナウンサー/ディレクター 等
授業計画 / Class schedule
担当教員・担当教員フリーテキスト内容
第1回山田 亜樹オリエンテーション・・・自己紹介、授業の進め方、マスメディアとは何か?
第2回山田 亜樹新聞・・・オールドメディアの特性と進化・これから
第3回山田 亜樹出版・・・活字メディアの歴史と変容、電子書籍の影響
第4回山田 亜樹ラジオ・・・音声メディアの特性、歴史と復権       
第5回山田 亜樹テレビ①映像メディアの特性と歴史      
第6回山田 亜樹テレビ②報道・・・ジャーナリズムを考える、伝わるニュースとは?
第7回山田 亜樹テレビ③教育・教養・・・ ドキュメンタリーとは? フィクションとノンフィクションのはざま       
第8回山田 亜樹テレビ④ドラマ・バラエティ・・・お茶の間から個別視聴へ、コンテンツの多様化と画一化
第9回山田 亜樹映画・アニメ・・・娯楽の王様のその後、世界に冠たる日本のコンテンツ
第10回山田 亜樹広告・世論・・・「送り手」と「受け手」の結びつきを測る
第11回山田 亜樹デジタル時代のマスメディアとリテラシー・・・情報を読み解く力、コミュニケーションの本質
第12回山田 亜樹マスメディアとジェンダー・・・メディアにおける女性像とは? 多様性はなぜ必要か
第13回山田 亜樹リポート実習・・・自分たちでテーマを決めて、3分、あるいは1000字程度のリポートの作成
第14回山田 亜樹まとめ・・・新たなメディア社会をどう生きるか
評価方法 / Evaluation ・評価方法:A(S)~C・E評価
・評価の基準:試験・レポート50%、授業態度50%
教科書等 / Textbook 授業内で提示する。
準備学習 / Preliminary study マスメディアに意識的に触れ、テレビ・ラジオのニュースや番組、新聞や雑誌の記事等を通して、時事的な問題について関心を深めることが望ましい。
担当教員問合せ先 / Office to contact 教育学・体育学研究室(A046a)内線2340
備考 ●履修可能人数:30名
履修登録学生が多い場合は抽選になります。