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講義名 社会学
(副題)
講義開講時期 前期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 1学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Sociology
学部・学科 服装学部ファッションクリエイション学科

担当教員
氏名
◎ 工藤 雅人

授業概要 / Class Description 社会学の対象は「社会」である。この「しゃかい」という言葉を知らない者はいないだろうが、「しゃかい」とは何かという問いに簡潔に答えられる者はいないだろう。このように「しゃかい」とは身近なものである一方であいまいなものでもある。
そこで、この講義では、まず社会学がいかに「社会」を対象化したかを確認し、あいまいに「しゃかい」と呼ばれてきたものの内実を理解する。そして、社会学的な視点からいくつかの現象を分析することで、社会学的思考のスタイルを学んでいく。
到達目標 / Goal この講義の到達目標は以下の2点である。
(1)「しゃかい」とは何かをつかむこと。
(2)社会学的な思考スタイルを修得すること。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回イントロダクション
第2回「社会」と〈社会〉のちがい―― 日常的に使われる「社会」と社会学の専門用語である〈社会〉との違いを学ぶ
第3回社会学の視点――「服を着る」を学問してみる
第4回社会の見方1―― G.ジンメルの論考から社会学的な見方を学ぶ
第5回社会の見方2―― 引き続き、G.ジンメルの論考から社会学的な見方を学ぶ
第6回社会の見方3―― 引き続き、G.ジンメルの論考から社会学的な見方を学ぶ
第7回空間と規範―― ディズニーランドにおける振る舞いから相互行為を学ぶ
第8回外見に関わる規範1―― 「ふつう」とはなにか? 美容整形/ユニークフェイス
第9回社会と性差1―― ジェンダーとは何か
第10回社会と性差2―― 引き続き、ジェンダーとは何かを考える
第11回外見に関わる規範2―― 「ジェンダーレスファッション」とは何か
第12回外見に関わる規範3―― 引き続き、「ジェンダーレスファッション」とは何かを考える
第13回レポートの書き方を学ぶ1―― 書籍を資料として社会学的なレポートを書く
第14回レポートの書き方を学ぶ2―― テレビコマーシャルを題材に社会学的なレポートを書く
評価方法 / Evaluation 評価の方法:A(S)~C・E評価
評価の基準:レポート(4000字以上) 100%
教科書等 / Textbook 教科書は指定しない。
参考文献や資料は適宜講義のなかで指示する。
準備学習 / Preliminary study 講義で取り上げる論文等は事前に配布する。毎回、予習・復習として読んでおくこと(1~2時間程度)。
担当教員問合せ先 / Office to contact 服装社会学研究室(A064)
備考 履修者の上限は110名とする。履修希望者が上限を超えた場合には、抽選を行う。