授業概要 / Class Description |
社会学の基礎的な考え方と理論をもとに、環境、高齢社会、地域社会や都市など、現在の日本が直面している諸問題を検討してゆく。あわせて、急速に進展する高度情報化・グローバル化に関する知識や理解を深め、社会学研究の思考方法の特質を理解する。 |
到達目標 / Goal |
社会学の理論や概念を学習することによって、現実に起きている社会事象への関心を深める。社会学的な視点を通じて、社会状況の中で自己と社会との関係性を分析し、考察する能力を身につけることができる。 |
授業計画 / Class schedule |
回 | 内容 |
第1回 | 社会学はどのような学問か |
第2回 | 地球環境問題と食糧・人口・貧困 |
第3回 | 高度情報化社会の特徴 |
第4回 | 家族集団と社会の関係性について |
第5回 | 日本の家族 -家族の変化- |
第6回 | 近代家族の特徴 -男女の結婚に関する価値観- |
第7回 | 少子高齢社会の諸問題 -日本の高齢化率の推移と将来推計ー
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第8回 | 高齢社会と社会保障制度 -社会・労働保険と年金制度- |
第9回 | 日本の地域社会の特徴 -過疎と過密- |
第10回 | 都市問題、地方創生の背景と論点 |
第11回 | 東京一極集中 -東京圏の人口移動- |
第12回 | 文化の理論と多様性 |
第13回 | 日本の地域社会の東と西 -生態系を中心として- |
第14回 | 日本文化のグローバル化について |
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授業形式 / Teaching Method |
◎グループワーク 少人数のグループに分け、目標となる課題を調べ、発表し、授業中の議論を通じて、理解を深める。 ◎反転授業 授業前回に配布されるテーマの資料を基本とし、自ら調べた参照文献等のデータもあわせて、当日の授業で確認し、知識を深める。 |
評価方法 / Evaluation |
1.評価の方法 A(S)~C・E評価 2.評価の基準 受講意欲20%、試験成績80%で総合評価する。 |
教科書等 / Textbook |
初回の授業で説明する。 |
準備学習 / Preliminary study |
事前に講義に関連する事例の文献、新聞記事やネット情報を読んでおくことを希望する。 |
担当教員問合せ先 / Office to contact |
服装社会学研究室(A064) |