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講義名 現代人の社会心理学
(副題)
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 1学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Social Psychology in Today's Society
学部・学科 服装学部ファッションクリエイション学科

担当教員
氏名
◎ 菊住 彰

授業概要 / Class Description 人は人との交わりの中で生きる「社会的な生き物」である。他者の目を気にし、評価に一喜一憂し、集団の空気を読み、助け合ったり反発したりしながら生きている。複雑な現代社会を生きる我々が、どのような心理状態を抱えながら過ごしているのかについて、個人あるいは集団規模の視点を持ち、多角的に理解することを目的とする。
到達目標 / Goal ①他者にかかわる自己の心理に関する知識があり、説明できる
②他者の認知や魅力、コミュニケーションなど、対人心理の基礎知識について理解し、説明できる
③集団の心理的特徴について理解し、説明できる
実務経験 / Business Experience 臨床心理士・公認心理師。大学の学生相談室や心療内科クリニックなどでカウンセラーを務めてきた。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回オリエンテーション
社会心理学とは
第2回自己意識と他者評価 ―― 対人不安
第3回第一印象と印象形成
第4回自尊感情 ―― 自己像の崩壊と再生
第5回愛着スタイルと内的作業モデル
第6回言語的・非言語的コミュニケーションと態度変容
第7回人間関係の諸相(友だち・親子)
第8回人間関係の諸相(恋人)
第9回共依存と歪んだ対人認知
第10回服従と洗脳
第11回攻撃 ―― マイノリティと社会
第12回群集心理と流言
第13回集団の力とリーダーシップ
第14回ソーシャルサポート
授業形式 / Teaching Method 講義形式。時事的な社会問題を取り上げた映像教材なども利用して検討する。
評価方法 / Evaluation 評価方法:A(S)~C・E 評価
評価の基準:課題レポート70%、期末レポート30%。
教科書等 / Textbook 教員が作成したプリントを使用する。参考文献は必要に応じて講義内で紹介する。
準備学習 / Preliminary study 課題レポートを作成する際に、合わせて復習を重ねておくこと。講義では配布したプリントの内容以外に、必要に応じて時事的なテーマも扱うため、積極的にニュースに目を通し、不明な点は次週までに質問ができるようにしてきてほしい。
担当教員問合せ先 / Office to contact 応用健康心理学研究室(F46)