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講義名 食文化と調理
(副題) エンジョイクッキング
講義開講時期 前期 講義区分 実験実習
基準単位数 2
校地 1学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Food Culture and Cooking
学部・学科 服装学部ファッションクリエイション学科

担当教員
氏名
◎ 中島 敬子
田辺 里枝子

授業概要 / Class Description 「何をどのように食べるか」を文化として考えていくことが「食の文化」であるが、食することに関する従来の学習はおもに食品の加工・工程を扱う調理の分野に重点がおかれていた。そこで一般教養として、食文化や食と健康にかかわる食物の知識・技術及びテーブルマナーやテーブルコーディネイトを含め、食べる人の心の問題にも関わる「食とは何か」を、実習を通して広く学習することを目的とする。
到達目標 / Goal ①生活の自立に必要な「食」に関する基礎的な知識と技術を習得することができるようになる。
②食材及び栄養面について理解を深め、課題を持って食生活を良くしようとする態度と能力を身に付けることができるようになる。
③食の大切さや調理の楽しさを理解できるようになる。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回ガイダンス、食品衛生の基本‐手洗い‐
第2回日本料理-日本の食文化と日本料理の基礎-
白飯、みそ汁、煮魚、ほうれん草のごま和え、わらび餅
第3回日本料理-簡単な日本料理-
親子丼、きゅうりの酢の物、すまし汁、利休まんじゅう
第4回日本料理-すし飯の由来と種類-
鮪の手ごね寿司、野菜の肉巻き、すまし汁、水ようかん
第5回日本料理-煮物の調理法-
肉じゃが、鮭と野菜の蒸し煮、豆乳みそ汁、雑穀米
第6回西洋料理-アメリカの代表的スープ-
チャウダー、ブロッコリーとハムのサラダ、チーズマフィン、モンブラン
第7回西洋料理-ドイツの食材と調理-
ハンバーグステーキ、ポテトサラダ、チョコチップクッキー
第8回西洋料理-スペインの食材と調理-
パエリア、サラダ、パンナコッタ
第9回西洋料理-イタリアの地方別特色-
ピッツァ2種、魚介サラダ、ティラミス
第10回中国料理-中国料理の特色-
えびちり、野菜とくらげのサラダ、豆腐のスープ、揚げ菓子
第11回中国料理-地方別中国料理の特徴-
餃子、きゅうりの和え物、卵のスープ、杏仁豆腐
第12回韓国料理-韓国料理の食材と調理-
クッパ、にらとあさりのチヂミ、牛タンの塩焼き、たこのフェ、白玉団子
第13回インド料理-インドの地方別特色-
チキンカレー、バターライス、サラダ、ラッシー、プリン
第14回ディナー-フルコースの順序とテーブルマナー-
前菜、スープ、メインディッシュ、デザート、コーヒー
授業形式 / Teaching Method 一部は課題提示型のオンライン授業を実施する。実習内容については、各回のテーマに合わせて講義をした後、デモストレーションを行う。その後、1班6人のグループで調理実習を行い、料理を評価する。新型コロナウイルス感染症拡大の状況により、試食を行わない場合がある。
評価方法 / Evaluation ・評価方法:A(S)~C・E評価
・評価の基準:レポート60%、筆記試験40%
教科書等 / Textbook 資料を教員が用意する。
準備学習 / Preliminary study 学習の項目について、講義資料を一読する。(1時間程度)
担当教員問合せ先 / Office to contact 教育学・調理学研究室(D34a)
備考 ●履修可能人数  20名
         教職課程履修者および教職課程の履修を希望する1年次は履修不可。
●抽選方法    履修希望者が多数の場合は抽選を行う。
●授業形態    オンライン授業(課題提示およびZoom)
         第3回・第7回・第11回のみ、対面とオンラインによるハイブリッド
         授業を行う。
         対面授業は1回のみ参加可能。
         履修登録後に対面授業の参加希望調査を実施する。
         授業期間中、原則として回答した調査内容を変更することはできない。
〇持参するもの  ハンドタオル・筆記用具
         実習着(割烹着)・三角巾は貸し出します。
〇実習費     500~1,000円(未定)
〇その他     食物アレルギーのある学生は、詳細な状況を確認することがある。
         料理の内容および実習順は変更することもある。
         新型コロナウイルスの感染状況によっては、調理実習を行うことが
         できない場合や実習メニューを変更することがある。