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講義名 数学
(副題) 生活の中の算数と数学
講義開講時期 前期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 1学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Introduce to Fundamental Mathematics
学部・学科 服装学部ファッション社会学科

担当教員
氏名
◎ 高橋 大介

授業概要 / Class Description 本講義は難解な高等数学を解くことが目的ではなく、できるかぎり生活に密着した事柄や、論理的な考え方を構築するために、なるべく具体的な例を用いて、算数と数学の両方向からのアプローチを試みる。そのために、計算の基本となる四則演算の考え方をまず整理し、その上で計算に必要とされる本質を見抜き、推理し、抽象化でき、それを利用して種々の計算を行い、専門分野のための土台となる力を習得する。
到達目標 / Goal 単に四則演算を技術的に計算できることは、計算式を作ったり解いたりする上では本当に理解したことにはならない。
①式の意味が理解できるようになる。
②四則演算のもつ本質が理解できるようになる。
③それぞれの専門を活かした習得が可能となる。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回ガイダンス:講義の概要、受講上の諸注意、評価方法
第2回算数と数学:算数と数学がどのように違うのか簡単に解説する
第3回四則演算:計算の基礎となるものは四則演算である。四則演算の考え方を解説する
第4回分数・少数・比・%:分数や少数あるいは比率や%をどのように考えるか解説する
第5回つるかめ算・植木算:古くから考えられてきた生活の中の計算の知恵を解説する
第6回日常の問題:日常生活において、計算が必要な場面は非常に多い。具体的な場面と計算方法について解説する
第7回演習1 :これまでの内容に関して、多くの例題について演習を行う
第8回自然数:計算には数がつきまとう。色々な種類の数に対する考え方を解説する
第9回整式と計算:文字変数の四則演算について解説する
第10回演習2 :これまでの内容に関して、多くの例題について演習を行う
第11回因数分解1 :計算をするということは、数式を分解することと、もうひとつは数式をまとめることにある。ここではまとめることについて解説する。
第12回因数分解2 :計算をするということは、数式を分解することと、もうひとつは数式をまとめることにある。ここではまとめることについて解説する
第13回演習3 :これまでの内容に関して、多くの例題について演習を行う
第14回基本統計量:データを集めたときに、それらを総括して特徴を抽出する基本的な方法について解説する
授業形式 / Teaching Method 1.講義ごとにテーマを定め、基礎事項の解説を行う。
2.オンライン学習システムを利用し、学生の意見を交えながら講義を行う。
3.知識定着のため、課題を通して苦手個所などのフィードバックを行う。
評価方法 / Evaluation ・評価方法:A(S)~C・E評価
・評価の基準:試験・レポート50% ミニレポート等40% 授業への意欲、参加度10%
教科書等 / Textbook 授業の中で指示する
準備学習 / Preliminary study その日やった問題をもう一度やること
またやり残した問題は残さずに行うこと
担当教員問合せ先 / Office to contact メール:d-takahashi@bunka.ac.jp
オープンメディアルーム(C113)
総合教養・体育学研究室(A046a)
備考 原則1年生のみの開講科目とする。
ただし他学年で履修を希望する際には希望理由を明らかにし履修許可を得てからの履修となる。