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講義名 日本語A
(副題)
講義開講時期 通年 講義区分 演習
基準単位数 2
校地 1学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Japanese A
学部・学科 国際文化学部国際ファッション文化学科

担当教員
氏名
◎ 畠山 理恵

授業概要 / Class Description この授業では、大学の専門分野に関わるさまざまなテーマの論説文やエッセイ等を読み、本文のテーマについて深く考え話したり書いたりすることを通して幅広い知識や教養を身につけること、それと並行して各専門分野で使われる語彙表現や、論説文の読み書きに関わる表現を身につけることを目的とする。
到達目標 / Goal ・さまざまな分野の入門レベルの文章が読める程度の語彙を持っている。漢字が識別できる。
・入門レベルの論理的文章によく表れる文法・表現がわかる。
・長文を読み、そのテーマや内容をつかむことができる。
・文章で述べられたテーマについて、自らの考えをまとめ表現できる。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回オリエンテーション 自己紹介
第2回大学の授業の受け方①:書き言葉の基礎を押さえる 文章の構造を読み取る
第3回大学の授業の受け方②:講義を受けてノートをとる
第4回大学の授業の受け方③:ノートやメモから文を復元する  
第5回大学の授業の受け方④:ポイントをすばやく読み取る 
第6回本文内容理解①:コミュニケーションに関する文章を読んで、テーマとなるものの目的や主旨、具体的な内容を理解する
第7回本文内容理解②:コミュニケーションに関する文章を読んで詳しい内容を理解する 内容について意見交換をし理解を深める
第8回本文内容理解③:本文のテーマに関わる重要表現、読解の助けとなる文法などを学ぶ 読解のポイントとなる文法などを学ぶ
第9回発展:本文のテーマに関わる別の資料に触れ、意見交換をしながら、テーマについての理解を深める
第10回本文内容理解①:科学に関する記事を読んで、実験から仮説までの論の流れ、方法と結果、仮説とその根拠を理解する 
第11回本文内容理解②:科学に関する記事を読んで詳しい内容を理解する 内容について意見交換をし、理解を深める
第12回本文内容理解③:記憶や言語についての表現や文章中に表れた重要表現を学ぶ 読解のポイントとなる文法などを学ぶ
第13回発展:本文のテーマに関わる別の資料に触れ、意見交換をしながら、テーマについての理解を深める
第14回前期で学んだスキルを活かした読解課題に挑戦する 前期の総まとめをする 
第15回後期のオリエンテーション
前期最終課題のフィードバック
第16回本文内容理解①:人生に関するエッセイを読んで、文章の背景やストーリーの大きな流れを理解する
第17回本文内容理解②:人生に関するエッセイを読んで筆者の心情の変化を詳しく理解する 筆者の考え方や人生観を理解する
第18回本文内容理解③:文学に使われる成語や文章中に表れた重要表現を学ぶ 読解のポイントとなる文法や読解ストラテジーなどを学ぶ
第19回発展:自分にとっての人生の転換について考え、話し合い、まとめる
第20回本文内容理解①:家族イメージに関する文章を読んで、自分の家族観と筆者のそれを比較する
第21回本文内容理解②:家族イメージに関する文章を読んで、筆者がなぜ新しい家族像を提示したかを読みとる
第22回本文内容理解③:本文のテーマに関わる重要表現、読解のポイントとなる文法や読解ストラテジーなどを学ぶ
第23回発展:家族像をテーマにした記事を読解し内容について話し合う 自らの家族像をまとめる 
第24回本文内容理解①:環境に関する文章を読んで循環型社会という考え方を理解する
第25回本文内容理解②:江戸の循環型社会の仕組みを理解し、筆者の考えやその根拠を理解する 
第26回本文内容理解③:環境問題に関係する表現や本文中に表れる重要表現を学ぶ 読解のポイントとなる文法や読解ストラテジーなどを学ぶ
第27回発展:環境問題をテーマに調査した結果を報告する 自分の意見をまとめる
第28回前回の調査報告を振り返る・見直す 後期で学んだスキルを活かした読解課題に挑戦する 講座全体をまとめる 今後に向けて目標を立てる
授業形式 / Teaching Method テキストの内容理解確認やテーマに対する意見交換のため、頻繁にディスカッションを行う。また、その場で考えをまとめて行う即興スピーチ(前期)や、調査報告のプレゼンテーション(後期)を予定している。
評価方法 / Evaluation 評価の方法:A(S)~C・E評価
評価の基準:授業の課題と提出物40%、授業への意欲と参加度40%、試験または最終課題20% で評価する。
教科書等 / Textbook 小野恵久子・遠藤千鶴『話す・書くにつながる!日本語読解 中上級』、アルク、2000円(税別)
テキストは前期授業の途中から使用する。
授業では、本文内容の深い理解を促す目的で、テーマについての話し合いも行うので、積極的な参加を期待する。
準備学習 / Preliminary study テキストに入ったら、単語・漢字を予習し、本文を一読してから授業に臨むこと。
担当教員問合せ先 / Office to contact 国際文化・観光A研究室(D44)