シラバス参照

印刷
講義名 服装学概論
(副題)
講義開講時期 前期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 1学年
必修・選択 必修
講義名(英文) General Study of Clothing Construction
学部・学科 服装学部ファッションクリエイション学科

担当教員
氏名
◎ 永富 彰子

授業概要 / Class Description 本講義では、多様化するファッション関連産業と服装学に関わる専門領域を大系的に学んでいくことを目的とする。講義の担当者は、服装学部の教員を中心にオムニバス形式で実施する。講義内容は、①文化・歴史・社会学②デザイン・商品企画・開発③製造・生産④流通・販売⑤消費のように5つに大別した体系に基づいて構成されており、各科目の特徴と専門性を理解するものである。
到達目標 / Goal 現代社会における服装学をファッションクリエイションの視点から大系的に学び、今後の授業の指針となる知識を身に着けることを目標とする。
実務経験 / Business Experience 第5回 特別外部講師:針崎浩平 (MNインターファッション株式会社)
授業計画 / Class schedule
担当教員・担当教員フリーテキスト内容
第1回服装造形学研究室 専任教員オリエンテーション①服装学とは ②ファッションクリエイションについて
第2回機能デザイン学研究室 専任教員服装原論 ①人はなぜ服を着るか ②繊維の発見から現代まで ③衣服の構造と形状
第3回服装デザイン学研究室 専任教員ファッション領域を幅広くとらえる(アパレル産業の範囲を超えた、ファッション産業への影響力)
第4回服装社会学研究室 専任教員ファッション産業の構造と枠組み、①アパレル産業を構成する業態別の特性 ②流通の構造
第5回特別外部講師アパレル産業における商社の位置づけ ①川上、川中、川下 ②環境問題とファッションの関係 ③3Dグラフィックの活用
第6回文化大学院大学 専任教員ハイクオリティブランドにおける経営戦略
第7回服装社会学研究室 専任教員服装社会学 ①被服学から服装学へ(その背景)②人はなぜ服を着るのか?(社会学的観点) ③社会とファッション
第8回文化ファッションテキスタイル研究所テキスタイルにおける織りとその魅力
第9回生産工学研究室 専任教員アパレル産業の生産構造 ①アパレル生産構造の変遷 ②アパレル製造業の構造 ③アパレル生産管理 ④素材産業との関連
第10回テキスタイル研究室 専任教員衣服の品質と管理 ①被服材料の消費性能 ②被服材料の選択 ③品質にかかわる問題(クレーム)④管理 ⑤環境問題とファッション
第11回服装社会学研究室 専任教員ファッション流通・販売 ①流通小売の現状 ②マーケティング視点からの流通小売の推移 
③流通小売・アパレルのビジネスモデル
第12回服装デザイン学研究室 専任教員コンテストへの挑戦
IFFTIについて
第13回服装デザイン学研究室 非常勤講師ネット社会のファッション ①変化するデザインの概念と服作り
②つながる生活者と製造の現場 
第14回服装造形学研究室 専任教員課題(評価)と展望について
評価方法 / Evaluation ・評価方法:A(S)~C・E評価
・評価の基準:レポート70%、授業への意欲と参加度30%
教科書等 / Textbook 指定なし
準備学習 / Preliminary study 授業に関する情報をみずから収集(復習30分)するなど、意欲的かつ積極的な態度で受講する。
担当教員問合せ先 / Office to contact 服装造形学研究室(A091)