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講義名 住文化論
(副題)
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 1学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Theory of Dwelling Culture
学部・学科 造形学部建築・インテリア学科

担当教員
氏名
◎ 奥村 誠一
趙 晟恩

授業概要 / Class Description 今日の日本における住まいと生活について、住生活の中の身近な話題を起点とした様々な視点からアプローチし、住まい手として、造り手として、これからの豊かな住生活を考える力を身につける。今を知るための昔、日本を知るための海外、にも視野を広げて、住文化への関心を深めていく。
到達目標 / Goal 日本の住文化の特徴について気候風土・歴史文化・海外との比較から理解し、自分の視点で人に伝達することができる。
実務経験 / Business Experience 奥村誠一 ㈱青木茂建築工房(2000-2020)、奥村誠一建築再生設計事務所(2020-) 設計・監理業務
授業計画 / Class schedule
内容
第1回ガイダンス
記憶の中の住まい、原風景
第2回気候風土と住文化
 ヴァナキュラーな住まい
第3回日本の気候風土と近代和風住宅
第4回日本の住まいの特質
第5回日本の生活様式と住宅様式
第6回ハレの空間ケの空間
 接客と日常生活の空間
第7回イス式の生活・ユカ式の生活
第8回日本家屋における家と庭の関係
住まいの中の「境」
 建具、半戸外空間、敷地の境界
第9回「間」の文化
 「室」と「間」、「間」の付く部屋、日本家屋の設計寸法
第10回昭和のくらしと庶民住宅
第11回季節・伝統行事と住まい
 季節感を演出する空間・室礼、住まいのきまりごと
第12回自然素材と住まい
 気候風土に合った住宅の材料(木、土、瓦、畳、紙)
第13回和室空間の作法
 茶の湯文化と住まい、茶室と座の関係
第14回海外の住まいとの比較
評価方法 / Evaluation ・評価の方法:A(S)~C・E評価
・評価の基準:レポート80%、授業への意欲・参加度20%
教科書等 / Textbook 住文化研究会『住まいの文化』(学芸出版社)
準備学習 / Preliminary study 自分の日々の生活に関心をもつこと。そして授業内容と自分自身の生活体験を重ねて日本の住まいを考えてみること。
担当教員問合せ先 / Office to contact 建築・インテリア研究室(A183)