シラバス参照

印刷
講義名 デザイン基礎演習
(副題)
講義開講時期 後期 講義区分 演習
基準単位数 1
校地 1学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Basic Seminar in Design
学部・学科 造形学部デザイン・造形学科

担当教員
氏名
◎ 星野 茂樹

授業概要 / Class Description 授業内容によってゲストの教員に参加してもらい、デザイン的発想、企画、表現、制作、伝達、等の様々なデザインの基礎技術能力の向上と専門的視野の拡大を目的として、方法論も含む体験的な演習内容を中心とした授業を展開する。基礎的な専門知識やノウハウ・技術をレクチャーで、技術能力の向上を実作業を通して学んでいく。
到達目標 / Goal 「デザインの基本知識」と「知識だけではカバーしきれない感覚的理解能力、実施能力と技術」等を体感的に修得し、専門的視野を持って上級学年での専門的要求に応じた対応ができるようになる。
実務経験 / Business Experience 星野茂樹  フリーランスプロダクトデザイナー (デザイン会社経営)
  
授業計画 / Class schedule
内容
第1回 オリエンテーションと客観的なモノの見方・知識とデザイン計画
→ 基本的なデザイン作業のフローと与件整理を知る。
第2回世の中の質の高いデザインを知る
→ 様々な造形の引き出しを増やす。
宿題1→ 「私の選ぶグッドデザインBest10」作成
第3回記号.の意味
→ 文字についてのデザイン意識を持つ ( サイン、マーク、ロゴ、 記号の意味 )
宿題2→ 「私の選ぶサイン、マーク、ロゴ、グッドデザインBest10」
第4回「私の選ぶグッドデザインBest10 」宿題1講評
世の中の質の高いデザインを知る
→ 様々な造形の引き出しを増やす。

デザイン情報の集め方と整理・分析と発想法
→ 情報収集の大切さを理解する。
第5回「私の選ぶサイン、マーク、ロゴ、グッドデザインBest10」宿題2 講評
世の中の質の高いデザインを知る
→ 様々な造形の引き出しを増やす。

第6回デザイン情報の集め方と分析の仕方
→ 社会での例とマッピングによる整理法演習
第7回モノの本質的価値について。
→ モノ・コトの本質的価値と商品としてみる6つの価値
+考えてみると面白い事。視野を広げる。
第8回デザインのエリアの理解と発想
→ モノコトのあり方(存在価値)と造形(表情)
→ 5W1H、シーンシナリオ法、マッピング法を例に演習
第9回デザインアイデア発想法1
→ キーワードの作り方とキーワード発想法演習(造形)
第10回デザインアイデア発想法2
→ 5感フィルター、時間フィルターを通すという手法(人間の感覚)

第11回漫画から学ぶ絵で伝える技術
→ モノの姿や人の表情が表す記号性の理解    
宿題3→ 画面の読み解きについて
第12回アニメから学ぶ絵で伝える技術
→ 時間軸を意識したものの考え方、表し方
宿題4→ 4コマ漫画での表現制作
第13回11講12講 の 宿題3.4の講評
→ 他人の考えや視点を知る
第14回説明図、透視図による表現と三面図と立体の相関について
授業形式 / Teaching Method 講義以外に、市場の調査、観察などのフィールドワークとまとめを行い、発想した作品・アイデアについては、その狙い・コンセプト等についてのプレゼンテーションも行う。
評価方法 / Evaluation 評価方法:A(S)~C・E評価
評価基準:授業態度70%、提出作品等30%
教科書等 / Textbook 必要に応じてその都度プリント等を配布する。
準備学習 / Preliminary study 自分の廻りにある様々なもの・ことを提案する側の立場になって観察する事をしておくと良い。
授業外(自宅など)で次回の授業の提出物を準備する場合があるので、毎回の指示に従うこと。
担当教員問合せ先 / Office to contact グラフィック・プロダクト研究室 (A167)
備考 本年度は、オンラインライブ形式での実作業を行う可能性が高いので、個人のPCを持っていることが望ましい。
履修可能人数(定員数):90名
履修希望登録学生が定員を超えた場合は抽選とする。