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講義名 感性表現Ⅰ
(副題)
講義開講時期 前期 講義区分 演習
基準単位数 1
校地 1学年
必修・選択 必修
講義名(英文) Seminar in Design Senses Ⅰ
学部・学科 造形学部建築・インテリア学科

担当教員
氏名
◎ 横山 稔
岡井 美奈

授業概要 / Class Description この演習では主に“感じる”をカタチにする空間に関わる表現実習を行う。授業では『五感のデザインワークブック』横山稔/彰国社(五感のデザイン教育システムで2013年度グッドデザイン賞受賞)を教科書に用い、このワ―クブックに描き込みながら進めて行く。ワークブックは空間デザインに必要な感性の、体験力・直感力・創造力・イメージ力をつける各演習で構成されている。この五感を様々な角度から刺激する演習を通して、カタチの無い感覚的なものをカタチに出来る力をつけられる内容になっている。全体として、表現者としての空間認識力・空間思考力・空間伝達力を学び、自身の創造性と個性への糸口、感動を伝えられる空間デザインの創造へのきっかけをつかむ。
到達目標 / Goal ・建築・インテリアデザインには欠かせない感性的、感覚的な領域があることを知る。
・遊び感覚で感性やデザインセンスを養い、五感を通じて全身でココロからの幸せを感じられる様な空間デザインができる素地を造る。
・身体と日常生活や生活空間との関係の大切さ、五感で気配を感じることを改めて意識し感性の扉を開く。
実務経験 / Business Experience 横山稔:
1981-1982 米国 Gensler and Associates Architects 建築・インテリアデザイン事務所 
1982-1986 株式会社 日建設計 東京本社 インテリア部 
1986-1991  一級建築士事務所 エーツーゼット
1991-2020 ㈲コンチェルティーノ 
2020-現在 五感のデザイン研究所㈲に改名
   
岡井美奈:
2015-2019 THE WHOLE DESIGN INC. インテリアデザイン事務所
2019-現在  MILALUEZE プロダクトデザイン、インテリアデザイン
授業計画 / Class schedule
担当教員・担当教員フリーテキスト内容
第1回 五感のデザイン概説 イントロ
第2回 過去の空間体験から学ぶ空間履歴書
第3回 身体を使ってモノを測る五感メジャー
第4回 空間とのファーストコンタクトを意識する身体・空間関係性スケッチ
第5回 指先の記憶を呼び覚ます触覚スケッチ
第6回 耳からの空間情報でイメージを描く聴想空間
第7回 音楽のリズムを感じるままに描く音想空間
第8回 読書でデザインの想像力をみがく読想空間
第9回 香りから連想する色のイメージ空間
第10回 味と空間の関係を探る味想空間
第11回 相手に口で空間イメージを伝える口伝空間
第12回 身体で記憶する空間デザイン
第13回特別外部講師:五感のデザイン研究所(有)
プロジェクトマネージャー 横山陽子
日々の気づきで感性の扉を開く五感のデザイン日記
第14回 記入した五感のデザインワークブックの確認
五感を生かした空間デザインの事例説明
授業形式 / Teaching Method 1.ワークブック形式の教科書から毎週出す課題をもとにした双方向型のライブ感を有した授業
2.ワークブック形式の教科書を補足する感性を刺激するトピックや教材を毎週使用する
3.学生の授業参加度を高める各回のテーマに即した感性のコーナーを設けリアルタイムで授業に反映
評価方法 / Evaluation 1 評価の方法 A(S)~C・E評価
2 評価の基準 提出課題・作品、プレゼンテーション80%、ライブ型オンライン授業への意欲、参加度20%


教科書等 / Textbook 『五感のデザインワークブック』横山稔/彰国社
準備学習 / Preliminary study ・各回の授業に指定された箇所の教科書を読み、その内容を事前に理解して臨むこと。
(本の内容は授業中記入するので、描かなくて良い)

担当教員問合せ先 / Office to contact 建築・インテリア研究室(A183)
備考 ・オンライン授業では、安定した機材や通信環境を準備すること。(マイク、カメラ必須)
・オンライン授業では、作品はPDFで各自クラスルームにアップしたものが評価されるので、紙に描いたものをスキャンし、PDF形式で保存できるように準備しておくこと。(詳細は初回授業で説明予定)