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講義名 国際文化・観光概論A(日本)
(副題)
講義開講時期 前期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 1学年
必修・選択 必修
講義名(英文) General Study of International Culture and Tourism A (Japan)
学部・学科 国際文化学部国際文化・観光学科

担当教員
氏名
◎ 加藤 薫

授業概要 / Class Description 基礎篇、応用篇の二本柱で進めていく予定である。
基礎篇では、日本の文化・歴史・地理に関する基礎的な知識を整理することで、自国の文化を外国人に対しても分かりやすく伝えられるようになることを目指す。
応用編では、さまざまな「日本文化論」を読み解くことで、日本の文化、日本における人間関係について振り返り、深く理解することを目標にする。
自国の文化、自国の人間関係の特質について深く知る(考える)ことは、国際社会に出て異文化との交わりの中で活躍する上でも、必要となるはずである。
留学生にとっては日本という国をより深く理解できるような授業にしたい。

到達目標 / Goal ・日本の文化・歴史・地理等について基本的なことが理解できる。
・日本の文化・歴史・地理等について分かりやすく伝えられる。
・日本文化と日本人のあり方についての先人の考察を理解できる。
・日本文化と日本人のあり方について深く考える態度を身につけられる。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回授業のねらいとアウトラインの説明
第2回日本の歴史1(原始・古代・中世)
第3回日本の歴史2(近世・近代)
第4回日本の歴史3(現代)
第5回日本の地理1(概略)
第6回日本の地理2(各地域の特徴)
第7回日本の地理3(歴史との関連)
第8回日本の稽古ごと(華道、茶道)と日本の年中行事(正月、成人式、桃の節句、端午の節句、盆、七五三等)
第9回日本の代表的な神社仏閣(京都の神社仏閣、奈良の神社仏閣、鎌倉の神社仏閣、伊勢神宮、出雲大社、厳島神社)
第10回日本の伝統的な家屋構造(居間・和室・襖・障子・縁側・庭)
日本の庭園(池泉回遊式庭園等)
第11回対人恐怖症と日本人 タテ社会とヨコ社会 恥の文化と罪の文化
第12回「甘え」と「空気」の支配 社会と「世間」 「無我」の境地
第13回日本語の特徴と日本文化(1)敬語・人称詞・受身・授受表現
第14回日本語の特徴と日本文化(2)終助詞・省略
評価方法 / Evaluation 1.評価の方法
   A(S)~C・E評価
2.評価の基準
   試験・レポート40% ミニレポート等30%  授業への意欲、参加度30%
教科書等 / Textbook 指定なし
準備学習 / Preliminary study 「日本」を客観視する姿勢を持ってほしい。授業で取り上げられたことについては、復習をきちんと行うこと。
担当教員問合せ先 / Office to contact 国際文化・観光D研究室(D44)