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講義名 国際文化・観光概論F(アフリカ・中近東)
(副題)
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 1学年
必修・選択 必修
講義名(英文) General Study of International Culture and Tourism F(Africa and Middle East)
学部・学科 国際文化学部国際文化・観光学科

担当教員
氏名
◎ 筬島 大悟

授業概要 / Class Description 多くの日本人にとってアフリカ及び中近東は最も「遠い」地域の一つである。これらの地域への印象も紛争、貧困、テロ、宗教対立といった単に否定的な印象を浮かべることも少なくない。本講義では、アフリカ及び中近東の地理、歴史、宗教、そして文化の基本的事項を把握することで、これらの地域を取り巻く現状について理解することを目的とする。
到達目標 / Goal ・本授業を受けることで、アフリカ及び中近東の特徴を理解できる。
・本授業を受けることで、イスラム教をはじめとした宗教と文化の関係を理解できる。
・本授業を受けることで「文化の多様性」を知り、異文化を理解できる。
実務経験 / Business Experience 2018年神田外語学院国際観光科非常勤講師
2019年より東京観光専門学校旅行科・観光ビジネス科非常勤講師
世界遺産委員会会合にオブザーバー参加多数(2015年、2017年、2018年及び2019年)
無形文化遺産委員会にオブザーバー参加(2017年)
授業計画 / Class schedule
内容
第1回中近東とは何か
第2回イスラム教とは何か
第3回領土帰属問題:エルサレムとパレスチナ
第4回中近東社会の変革①:エジプト革命、イラン革命などを事例に
第5回中近東社会の変革②:湾岸戦争、9.11を事例に
第6回中近東社会の変革③:アラブの春
第7回中近東のこれから
第8回アフリカとは何か
第9回アフリカからみる南北問題
第10回アフリカの紛争:ルワンダ、ソマリア、南スーダンなどを事例に
第11回アフリカの開発について①:経済発展に関する諸問題
第12回アフリカの開発について②:人権に関する諸問題
第13回アフリカの開発について③:自然環境と開発
第14回アフリカのこれから
授業形式 / Teaching Method 基本的には講義形式で授業を行うが、コロナの状況によってはグループプレゼンテーションを行うことがある。
評価方法 / Evaluation 評価方法:A(S)~C・E評価
評価の基準:授業態度50%、テスト50%
教科書等 / Textbook 特にテキストは指定しない。
資料は適宜授業で配布する。
準備学習 / Preliminary study アフリカと中近東に関するニュースからの情報収集や映画鑑賞などを積極的に行うこと。
担当教員問合せ先 / Office to contact 国際文化・観光A研究室(D44)
備考 自分の慣れ親しんだ文化とは異なる文化圏の内容になりますので、すぐに理解することが困難なことがあると思います。したがって、講義内容に関する質問やコメントは(授業中、授業後問わず)大歓迎です。積極的に発言してください。