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講義名 初級帽子
(副題)
講義開講時期 後期 講義区分 演習
基準単位数 2
校地 １学年
必修・選択 選択
講義名（英文） Ｅｌｅｍｅｎｔａｒｙ　Ｈａｔ　Ｃｒｅａｔｉｏｎ
学部・学科 国際文化学部国際ファッション文化学科

担当教員
氏名
◎ 中野　純花

授業概要 ／ Class Description 自分のヘッドサイズに合った基本的なデザインのベレー帽、クロッシェ、キャスケットを布地を用いて制作する。また装飾のつけ方やかぶり方によって、イメージを変化させる事ができるトータルコーディネートテクニックを学ぶ。
到達目標 ／ Goal 布帛の型別の作図を理解し、作図から作品を作ることができる。表布、裏布、芯地とのバランスを考えて、オリジナルの帽子を制作する。布帛作品全般の知識を習得できる。基本型の組合せを考えて応用作品を制作する事ができる。製作過程で点検を行う事により完成度の高い作品を作る事ができる。
実務経験 ／ Business Experience オートモード（帽子アトリエ）勤続 30年後、2018年よりアトリエを引き継ぐ
ファッションカレッジ桜ヶ丘 非常勤講師
授業計画 ／ Class schedule
回内容
第1回オリエンテーション
・帽子についての基本説明
・各自のヘッドサイズを測る

「ベレー」
・作図
・パターン作り
・デザイン、布地相談
第2回示範
・接着芯接着
・表地、裏地裁断
第3回示範
・表地本縫い
・裏地本縫い
第4回示範
・中とじをする
・バンドをつける
・サイズリボンをつける
第5回「ベレー」提出

「２枚はぎクロッシェ」
・作図
・パターン作り
・デザイン、布地相談
第6回示範
・接着芯接着
・表地、裏地裁断
第7回示範
・クラウン表地、裏地本縫い
・中とじをする
第8回示範
・ブリム本縫い
・クラウン、ブリムをセットする
・サイズリボンをつける
第9回「クロッシェ」提出

「６枚はぎキャスケット」
・作図
・パターン作り
・デザイン、布地相談
第10回示範
・接着芯接着
・表地、裏地裁断
第11回示範
・クラウン表地、裏地本縫い
・中とじをする
第12回示範
・バンドをつける
・ブリム本縫い　セット
第13回示範
・サイズリボンをつける
・「6枚はぎキャスケット」提出

・応用作品　デザイン相談
第14回応用作品制作
授業形式 ／ Teaching Method 各自がデザインした帽子の製作を行うアクティブラーニング型授業である。
評価方法 ／ Evaluation 評価方法：A(S)～C・E評価
評価基準：実物製作の作品70％、出席日数・提出期限・授業態度30％
教科書等 ／ Textbook 文化服装学院編『文化ファッション工芸講座①　帽子基礎編』(文化出版局)
準備学習 ／ Preliminary study 作品の行程を把握するためにテキスト、プリントを読んでくる。
担当教員問合せ先 ／ Office to contact 国際ファッション研究室(D47)
備考 使用材料として 表布(厚手の綿、ウール他)、裏布(スレキ)、接着芯、サイズリボン(テトロンスベリ、グログランリボン)、ミシン糸等が必要となる。